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どうせやるんだし・・・。

 今は表面処理とかディティールの微調整とかにこだわる必要はないんですが、それでもどうせ後からやらなければならないので、シリコン硬化待ちの時間などを利用して、そういった作業もちびちびと進めます。


 今回はパイルバンカーが装備されている盾の厚みを増す作業を。


 均一に厚みを増すにはいろいろな方法があると思いますが、今回は簡単でプラ板も節約できる手で。


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 今回製作している1/24DTの盾の形状は、スプレー缶の大きさで丁度良かったんで、それを型にプラ板を加工しています。盾の厚みを増すには、同じものをもう一枚製作して張り合わすのが一番楽な方法です。


 方法は中身を使い切ったスプレー缶に穴を数箇所あけて、それにプラ板をビニールテープでぐるぐるに巻きつけ、湯の中に入れるというもの。


 注意点など特にありませんが、ビニテはきつく、そして二重以上巻きつけるなどしないと、プラ板にビニテでくくった後が残ってしまい、波打ってしまいます。


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 鍋で湯を沸かしたら、そのままドボン。画像は煮立ってますが、この後すぐ弱火にしてあわ立ちのない状態で湯がいています。これは単に手が熱いからであって、過去、煮立ったお湯の中でプラ板をころがしていても、溶けてしまったりしたことはありません。長時間煮立たせるとどうなるかはわかりませんが・・・。


 一分程度湯に浸け込んだら取り出して水をぶっかけます。これも必要とかそんなんじゃなく、単に早くパーツの状態が見たいから。ただ、プラが熱を持った状態でビニテを剥がすと、その時に変形してしまうというリスクはあると思いますので、熱を冷ませてから作業した方がいいとは思います。


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 うん、ピッタリ。あたりまえだけど。型が金属でしっかりしているので、バキュームやヒートプレスでも簡単に同じ型のものができますが、今回の方法が一番プラが節約できますので、僕のような貧乏モデラーには重宝する方法です。


 使用済みの乾電池や、金属パイプの継手など、小ぶりでいろんな径の円柱を持っていると重宝します。
by ikaremanbou | 2008-04-20 00:58 | 1/24ベルゼルガDT | Comments(0)