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 昨晩、いかれ漫房のメンバーで集合して、この夏のワンフェス参加への作戦会議をしました。


 まずはこの夏、出品するモノとその個数を大まかに決めました。予定は以下のラインナップ。





 ・1/48ドッグキャリアー           再販      10個

 ・レッドショルダーマークペンダント       再販       3個



 ・1/48ダグラム                新作      10個(予定)

 ・1/24ベルゼルガDT             新作      20個(予定)

 ・1/48トーラム10カスタム          新作      10個(予定)
  (AT一機搭載の輸送トラック)





 別に酒が入っていた訳でもなく、全員がトランス状態に陥っていた訳でもありませんw

 大人たるもの、想定外のトラブルを見越して、少し余裕のある計画を立てなければならないとは思っているんですが、モデラーたるもの、死線を乗り越えてこそ目標に半歩、いや一歩近づくのだ!という思いもありますので、メンバー全員のシンクロ率が高数値を示している今、このぐらい思い切ったプランを立て、そして実行してみせねば。



 1/48のAT用トラックを入れたのは、自分がアクティックギアと絡めて遊べる車両シリーズが欲しいからです。スケール的に、どこまで緻密に再現できるのか?と言われれば、それはかなり微妙なところだとは思いますが、1/35にしたら、AT本体の出来がイマイチな分、少々扱いにくいですし、1/24でがっつり作ったら、かなりのものが出来そうな気はしますが、価格が上がってしまう為、今度は商品として微妙です。

 どれだけニーズがあるのかはわかりませんが、少なくとも自分が欲しいものですから、世の中の何人かは、同じように欲しい人がいるはずだとw




 車両・航空・船舶は、利益率を考えれば少々割が合わない部分もあるかもしれませんが、ワンフェスに関していえば、我々がいかに大阪人であるとしても、利益度外視で好きなものを力いっぱい並べていくんだ!という気概をもって挑んでいくつもりです。
 ようやく寒さがやわらいで、自宅の工房(ただの製作部屋)に入れるようになってきました。

 先日のワンフェスに刺激を受けた勢いに乗らずしてどうする!?と思い、図面を引きっぱなしで手をつけていなかったベルゼルガDTの製作を開始しました。現在、開始から一週間弱ですが、だいたいこの辺まで形になっています。


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 最終的にレジンに置き換えるので、両手足は片側のみ製作します。胸部は形出しがしやすかったので、赤丸部の形状が違いますが、大まかに形が出たので、そろそろ修正します。この部分さえなければ胸部のパーツ構成は簡単にいったのですが、ここは一体化してパーツを抜きたいので、どういう構成で抜くか考え中です。

 手首は可動指にするかどうかちょっとだけ迷ったんですが、やっぱりATにはごっつい丸指の握りこぶしが最高だと思いますのでポリパテから削りだし。右手は最終的にはライフルを持った形状のものを採用しますが、腕の複製後、全体のバランスを見るために、同様の握りこぶしを作ります。まだ形出しの最中ですが、指が長すぎですね。

 
ようやく本格開始。_b0105855_0523786.jpg
 宴会がはるか昔に製作したwabeの1/24スコープドッグとの比較。これに大河原先生のイラストのような大きな両足首をつければ、H級らしい存在感がでるのでは、と思います。


 最近、ジオラマ中心にやってきて、キットは小改造しかしてこなかったので、ポリパテからサクサク削りだす感触がなんだか久しぶりで懐かしく、とても楽しいです。そしてくさいですw
 だらだらと記事書いてたら、もう今日でワンフェスから一週間経ってしまいまいた・・・。なので、今回で最後にします。



 Eブロックでは特に買うものがない、・・・と言うよりは、いつも入るころにはもう特別な品は何もないので、再びA~Dブロックへ。



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 “ぼと吉ガレージ”さんの1/24ストライクとラビドリー。かっこいいなあ。



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 ファンタムクラブ所属の“べにや”さんのエクルビス。OVAらしい思い切ったデザインで人気の機体です。同じくファンタムクラブ所属の“タイタン”さんのファッティやダグラムは宴会のブログに画像があります。



 その他、老舗メーカーから有名アマチュア(と言っても、普段商売してないというだけで、技術的にはもうプロと言ってもいいんでしょうね。)ディーラーまで、そこそこの数のATを見ることができました。ただ、どこもボトムズ関連では有名なディーラーさんで、「ボトムズを扱うディーラー、増えたなあ。」という印象はありませんでした。



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 残念ながら、ディーラーさんの名前が分かりませんが(プレートにあるかと思ってて・・・)、ダグラムよりアイアンフット。バリエーション機ですね。胴体の中央にある頭と太く長い腕が大好きです。



 全体をざっと流していると、Dブロックで感動の出会いが!!


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 モデグラ2007年9月号に掲載されていた荒木智氏製作のジオラマ(私、ダイオラマという呼び方、あまり好きではありません。ダイオラマといっても意味が通じない人が多く、自分から模型趣味の間口を狭くしているようで何かイヤです。)。


 おそらくは2007夏にも展示があったのではないかと思いますが(製作記事に、使用した石像をワンフェス2007夏で販売するとあったので。)、夏はディーラー参加したので、見に行くことができませんで。


 ブースの中には女性が一人おられただけでしたので、作品について話しなどを聞くことはできませんでしたが、しばらくその場に張り付き穴が開くほど作品を見た後、たくさん写真をとりました。



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 このジオラマで使用されている石像の頭部や石畳などのストラクチャーが1/35と1/144のスケールで販売されていましたので、この四面像頭部の1/144スケールを一つ購入(¥500)。これからマイクロシリーズをいくつか製作しようと思っているので、スケール的にはばっちりなもので。ただ、このスケールだと、植物の表現がかなりきびしいので、どういう感じでしようするか、また考えます。




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 という訳で、今回購入した商品は以上の2点。自分にとって、ワンフェスは、買い物に行くところではなく(そりゃあ欲しい商品が残ってたら買いたいけど。)、見学するところ。まあ、博物館に入って教養を得たり感銘を受けたりするようなもんで、会場内に充満するエネルギーのようなものを吸収する目的で足を運んでます。経費、時間、体力いずれも厳しいですが、面白いです。



 ワンフェス後、宴会と広報は一泊して富士急で1/1ガンダムを拝んで帰るとのことで、自分は一人ですぐに帰りました。そして二人からのおみやげ。
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 結果は、ええおっさん達(参加者の平均年齢高かったらしいですw)が、係員が静止するのも聞かず、走りまくったにもかかわらず、コックピットに入れた人間は0だったそうですww
 続いては・・・。

 確認しなかったので、どちらのメーカーさんかわかりません(汗)。まあ、適当に回ってて、面白いと思ったものを適当にカメラにおさめてるだけなんで、こんなもんです・・・。



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 ヒーローの名前もわかりませんが、トレーラーや、車の潰れっぷりが絶妙だと思って思わずシャッターを。こういうセット欲しいなあ。完成品のトイなど、ポーズや配置を変えたりしながら飾ったら楽しそう。等身大ヒーローものはもちろん、ジルとかクリスにゾンビたくさんとかでも面白そう。自分はクリーチャー系は苦手ですが、バイオハザードシリーズなら大丈夫。




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 009とコブラのレリーフ・・・、にしては、本体が完全に飛び出ちゃってる迫力の壁掛け。その他999やヤマト、ゴジラ、サンダーバード、デビルメイクライなどがあり、とても見ごたえがありました。実際に部屋の壁に掛けていたら、すぐに埃をかぶりそうだと思いましたが、このキャラクターが枠からはみ出た(前にでなく縦横に)構成がカッコいいんであって、やっぱりマメに掃除しつつ、このまま飾るのがベストなんでしょうね。

続く~
 次にタカラトミーのブースへ。えっ!? 規模ちっちゃ!ミクロマンシリーズの展示ケースがメインでしょうか。ヤッターマンとウイングマン、ルパン関係が展示してありました。



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 コーナーに設置してある展示ケースに、バトリング大会2007の各部門大賞作品が展示されていて、これはジオラマ部門大賞の作品です。

 雑誌で見て、「う~ん、なんて男くさい。見事にボトムズだなあ。」と唸っていたのですが、作品の土台もドラム缶(?)を模したもので出来ていて、とても面白い作品になっていました。ジオラマ部門特別賞の赤鼻さんの作品の土台も、ウドの街の地下を模した雰囲気で製作されていて、どちらの作品もベースに上モノの組み合わせを、さらに一歩踏み込んで、作品の隅から隅までボトムズ一色で統一されているのが、とても楽しいと思いました。

 ちなみにキリコ賞のジオラマも、バトリングで戦闘中のコクピットの中がリアルタイムでモニターに映し出されるといった演出が施してあり、これも楽しい作品でした。

 ただ、今大会は雑誌の扱いが小さく、ワンフェスで実物を見なければ、作品の全体像が分からなかった訳で、せめて受賞者の作品ぐらいは、その魅力を余すところなく伝えていただきたいな、と思います。何ヶ月も先に発売予定の商品の原型やその広告なんかは削ってさ。



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 その隣に、HJに掲載されていた町田豊氏の作品が展示されてありました。このように実際に模型誌に掲載された作品をナマで見られる機会は滅多にありませんので、とても嬉しかったんですが、プロのライターさんは、様々な制約の中で製作してはるので、印象としては、「サクッと作ってられるな。」という感じでしたが、渡河作戦の配置や海の表現はとても勉強になりました。氏の作品で、“ミッションクメン”という題がつけられた、文字通りクメン編をイメージしたジオラマがあるのですが、いつの日かそれをナマで見てみたいです。

 あとはアクティックギアが展示されていましたが、最近カラーリング違いとか、ちょっとパーツが変わってるものとかばっかりリリースされるので、ちと心配しています。 ストライクは? ラビドリーは?  なんとか頑張ってほしいですが、“煽っても燃え上がらないが、踏みつけても消えない”のがボトムズファンなんで、今一気にいかなくても、細く長く続けていただければそれでいいのですが・・・。

 

 続いてアーマーモデリングのブース。

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 こちらも作例が多数展示されていましたが、困ったことに多数のギャラリーがショーケースにへばりついていてどいてくれない(苦笑)。撮影の行列が出来るフィギュアやその他撮影可能な新商品などは、写真を撮り終えた後の人の入れ替わりがスムーズで、まさに撮影の為だけの行列なんですが、ここは、普段は作り手の人間たちが、必死になってプロの技術を盗んでいるといった感じ。

 いやあ、きわめて正しい光景だとw たとえ写真を100枚撮っても、ナマの作品をがっつりその目に刻みつけることに勝ることはないでしょう。自分もゆっくり見たかったのですが、他を周る体力も残しておかなければなりませんので、端から数枚撮影させていただいて退散。数分しかいませんでしたが、ショーケースを覗き込む人達の情熱が伝わってきて、有意義な時間が過ごせました。




 続いて、え~っと、名前は忘れちゃいました・・・、というか確認しませんでしたが、ジオラマボックスがたくさん展示してあるブース。以前からあって、いつも必ず見に行ってるんですが・・・。
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 薄い板一枚の上下左右で、まるで違う世界が構築されているのが楽しいです。

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 例えば、ハイジとクララがいる横で・・・、

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 ヤシマ作戦が展開されていて・・・、

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 その隣で火の鳥が飛翔するとw。


続く~