カテゴリ:プラモ話( 11 )

 長いこと更新を滞らせてしまいました・・・。

 オラザクの結果発表以降、いろいろ考えちゃって、ここんとこ全く手を動かしてない状態でして・・・。



 僕はジオラマが好き(見るのも作るのも)なんですが、仮にジオラマ作品を、“本体を細かく作りこんだもの”と“ベースを細かく作りこんだもの”に大別した場合、僕はベースを細かく作りこんだ方に目が行ってしまいます。

 一般に、しっかり作りこんであるジオラマをよく目にするのは、AFVがほとんどなんで、上述した理由は単に、車両本体に対する知識が無い為に、主役である車両よりも、全体のバランスやストーリー、ベースの作りこみに目が行ってしまうという、全くの素人目線で作品を鑑賞してしまっているということにほかなりませんが、自分が製作する時でも、“ベース寄り”で製作してしまうのは・・・。



 僕は今でこそ、HPなどを通じて作品を発表する機会ができたのですが、これまで、完成品を見せる相手は、友人がほとんどでした。そしてその友人達は、模型もやらないし、Zガンダム(よく行ってZZ)で自分の宇宙世紀が終わったという人間ばかり・・・。 そういった友人達に喜ばれるのはやっぱりジオラマで、さらに電飾などのギミックがあればよりベター。逆に言えばいくら本体に手を掛けても分かってもらえないどころか「余計なディティール加えるな!」とw。

 そういった経緯から、お手軽ジオラマ専門でやってきました。

 本体に時間をかけないので、ストレス無く完成品を量産できて、それを見せる人にも喜ばれる。最近のキットの出来のよさを考えてみても、素人が趣味で楽しくキャラクター模型を製作するには、ある意味では、これ以上ないというぐらい正しい姿勢ではないかと思います。

 ですが最近、この“キットの出来のよさ”のためにおこっている、キャラクター模型ジオラマの情勢の変化に、ついていけてないなあ、と思うようになってきました。



 一昔前は、たとえ本体がノーマルだとはいっても、結構な量の工作をしなければ見栄えのいい完成品はできなかったので、それがジオラマになっただけでも、それなりの完成品になりましたが、最近のキットでは、ノーマルの本体ではあまりにも簡単に完成してしまうため、それでジオラマを製作しても、コンテストなどでは、評価を得にくくなってきました。

 相変わらず、一般受けはまあまあなので、インターネットに自分の作品をアップしたりするのにはいいんですが、コンテストに出品するということになれば、本体の作り込みは外せなくなってきたのかな~、と感じます。



 そこが少々面白くないところでして、例えばがっつり作りこまれた本体が、簡単なベースにポンと置いてある作品に「ドラマがある。」「ストーリーがある。」などと言われているのを見ると、『これがノーマルの本体でも同じ感想が言えるの?』などと瞬間的に思ったりするんですが、確かに主役が作りこまれてある作品には、ドラマやストーリーを感じます。それはもう、はっきりと。

 う~ん、面白くないw。

 やっぱり、主役がしっかりしていれば、どんな背景にもドラマが生まれ、逆に主役が力不足であれば、どんなゴージャスなセットを組んでも、それなりのもんにしかならんということでしょうか・・・。



 ・・・いや、ほんとにそうなのか?今まで“ベース寄り”、“雰囲気重視”でやってきたとはいっても、どれも簡単にやっつけてきただけで、それを突き詰めたものは何一つ作ってないぞ。たとえ主役がノーマルでも、がっつり作りこまれたベースにその本体が上手く溶け込んでいれば、模型誌などのレベルの高いコンテストでも、十分に戦えるんじゃないの?

 そう思って、工房で「こういったコンセプトで、来年2/25締切のオラタコに参戦してみようかな~。」と言ったら、宴会と広報からブーイング。う~む、やっぱりか。

 我々のサークル的には活動のメインはワンフェス。コンテスト参加は自分の趣味ですし、「しっかり練り上げたモノを作りたいから。」と、冬のワンフェス不参加を押したのは自分ですので。




 しかし、ゲリラ的に開催されるオラタコ選手権。ココ最近のボトムズ人気に乗って、毎年開催されるのならば諦めもつきますが、次回開催はいつになるのか・・・。何とかならんかな~、と思ってしばらく考え込んで行き着いた案が、「ヨメに手伝ってもらって、頭領&ヨメで出品する。」といった強引な作戦。

実は、こないだのバトリング大会に出した作品も、ヨメに少し手伝ってもらいまして、以下の画像にあるものを製作してもらいました。

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蛍光灯セット。台数は不明。これらを組み立てると2灯用の蛍光灯ができます。

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タイル。枚数は不明。地下鉄の駅のホームに1枚ずつ交差させて貼り付けるもの。

 あと、AT本体のウェザリングを少し手伝ってもらいました。

 これだけ手伝ってもらったので、「製作者は連名で申請するか。」と言いましたが、自分で作ってくれと頼んでおきながら、蛍光灯とタイルはボツにしました(鬼!)んで、「これだけの作業量だったらいらない。」ということで、自分一人の名前で申請したという経緯があります。



 パーツの見本は作らなければなりませんが、単純作業なら、自分より精度が高いヨメに手伝ってもらうことで、なんとか参加にこぎつけることが出来れば!と考えています。

 ただ、2人して追い込み作業にかかると、家庭が回りませんので、間に合わないという可能性は十分にありますが、とにかく、一回しっかりと作りこんだ完成品を上げたいので、締切には間に合わなくても、頑張って製作していきます。

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ATも、少しだけ改造します。今が一番楽しい時!
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宴会部長が仮組した、1/20スコープゴッグを見せてもらいました。

バンダイさんの技術力がすごいというのはもうわかったよということで、それ以外、つまり見た目の感想を言いますと、メリハリの利いたボディラインで素直にカッコいいです。デカい頭と小さい足首でATのバランスの悪そうな感じもよく再現されています。

・・・が、やっぱりちと違いますわな~。直立姿勢の時、いかり肩と絞ったウエストのラインが決まりすぎて強そうなんですよ。あくまでも僕個人のイメージですが、無人のAT(つまり直立姿勢の時)ってみんな棒立ちで、例えば端の一機を倒したらそのまま将棋倒しになってしまいそうな感じがかわいいところじゃあないですか?

どんなキットがでても批判しかしないのは古いファンの悪い所だと言われるでしょうが、バンダイさんが本気をだしたら、今後そこからリリースされるものがボトムズの全てという風になってしまうでしょうから、小さいことでも何やかんやとダメだししておかねば・・・。

キットは当然買います。一応ダメだしはしましたが、はっきり言って組むのがめちゃ楽しみです。・・・が、このスケールじゃあジオラマは厳しいし、どういう風に仕上げようかなあ。
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先日、ヨメがクロスボーンのサフ吹きを始めましたが、なかなかに良い具合に表面処理ができています。

最初はパーツチェックの時、ほとんどダメ出しをしなかったのですが、負けず嫌いのヨメは、「初心者やったら、こんなもんやろ。」という扱いが気に入らないらしく、それじゃあと細かい部分まで指摘していくと、時間はかかりましたが、そこそこのものが出来そうです。
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普段はほとんどパーツをさわることがありませんが、一旦やりだしたら結構な粘りです。横から覗いていて、「サフ吹きを何時間もやってんのに、手が汚れへんなあ。」と思っていたら、やっぱりええ感じになってきました(この辺りはオトコもオンナもないようです。)。
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で、どのような仕上げにするか、という話し合いをしたら、ディオラマボックスを製作したいそうです。すでに具体的なイメージはあったようで、それを聞くと、う~む、なかなかに面白い。

だいぶ前に、僕がキツネをスクラッチする為に参考にできるものはないかと、中古の食玩やプライズ商品などを販売している店でいろいろと物色している時に、イメージを固めたそうで、その時の店でヨメ用の備品を購入。
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ドラクエの武器セットいろいろ!(額はコーナンで購入したもの)。

「見る人が見たらすぐに分かるぞ。改造したり塗装し直したりするのか?」と聞いたら、「そんなことは関係ない。改造も塗装もせず、このまんま使う。」と言い切るヨメに、スラムダンクで湘北VS山王の試合中、点差が開き気落ちする湘北レギュラー陣に、「おめえらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ、なんせシロートだからよ。」と言って一人真剣に逆転を信じた桜木花道を見ました(^^;)。

確かに大きさは1/100にバッチリ、造形や塗装も申し分ない。これは面白いものになるかも・・・。

さすがにボックスの具体的な図面は僕がひきますが、アイデアと工作は完全にヨメにまかせますので、完成を楽しみに作業を追っていきます。秋までに完成させて、オラザクに参加したいんだとか・・・(-_-;)。
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b0105855_0274211.jpg先日、辰己宴会部長から、写真のフィギュアが送られました。

以前、いかれ漫房のメンバーに、「WFにディーラー参加したいな、当然美少女で。」とか「ガンダムXは、やっぱりティファでもってるところが大きいよな。」なんてことを言ったことがあるのですが、それを受けてか辰己宴会部長が『この夏、WFディーラー参加に挑戦するから、前に言ってた通り何かフィギュアを作れ。さしあたってこれをやるからモチベーションを上げろ。』ということでの進呈でした。

確かにフィギュアの原型製作に本気で取り組んでみたくはあるんですが、今回は、制作期間の短さから、1/48ドッグキャリアーでのWF申請挑戦になりました。

話はぶっ飛びますが、最近“萌え”の使用法の定義がよく分かりません。僕の知識の中では、“萌え”とは【少女から女性へと成長していく過程での最も初期段階で、年のころなら中学生前後。】と認識していて、このティファ・アディールやセーラームーンの土萌ほたるなどが、“萌え”のストライクゾーンのど真ん中だと思っているのですが・・・、ってこのあたりの話をあんまり熱く語ると少々引かれてしまうことがしばしばなんでこの辺にしときますが、そのうちいかれ漫房のHPにもフィギュアコーナーを設立することを提案しようかと・・・。
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自分はもうエエ歳のおっさんですが、ヒマな時(のってる時は忙しくても)に、好きな作品やキャラクターでサイドストーリーをよく考えます。

模型製作だけでなく、絵画や音楽、小説など、様々なアートシーンにおいて、それにたずさわっているみんなが、「自分のアイデアは、絶対面白いぞ。」と、おそらくそう考えていると思います。そして、それはたぶん本当に面白いんだと思います。ただ、多くの人がそれを表現しうる力量が無い為に、他人にそれを伝えられないだけで。

自分の考え出した世界観を形にするのに、どんな手段を選択するのか、そしてどんな表現をするのか、などということを考えた時に、「僕はほんとうは絵が描きたかったんだよなあ。」と思います。「じゃあ、描けば?」と言われそうですが、出来るものならそうしてます。・・・そう、自分には絵を描く才能が、悲しいことに全くないのです。イラストレーターって、実際に無いものを、何であんな3次元的にとらえて描けるんだ?

けど、紙に絵を描くことが出来ないからといって、頭に絵を描くことを止めることは出来ません。だって自分の考えは、絶対に面白いんですもの。

そこで模型です。立体物を実際にいろんな角度から見ることができ、失敗しても何度でもやり直せ、完成してしまえば、その失敗の後は残らない。途中で投げ出さない根気さえあれば、自分の考えを何とか形に出来るかもしれません。モデラーはみんなそういう思い込みで、あるいは自分にそう言い聞かせて、毎日手を動かしているんだと思います。



ここからが本題。よく話題にのぼりますが、自分が模型を完成とする瞬間はいつか?ということ。「アートに完成はないんだよ。」なんていう、哲学は抜きにして、自分の製作する一つ一つの作品に区切りをつけるとすれば、僕は作品を一枚の写真にしたところで完成とします。まあこれはHPなどを運営する者視点の、かなり偏りのある意見だと思いますが。

ディオラマでも単体でも、立体物である以上、どんな角度からみても作品として成立させなければなりませんが、どの作品にも、「この作品は、ここから見て欲しい!」というポイントが、作り手の意識の中にはあります。僕の場合、そのポイントから撮影した写真が、自分の思い描いていたものと同じ絵であれば、そりゃあもう、大満足です。

模型は、実際に造形物がそこに存在し、色んな角度から見ることが出来るという点が、最大の魅力なんで、「せっかく立体にしたものを、何でまた平面に収めんねん。それに写真に撮ったら見られへん部分が出てくるやん。」と言われそうですが、もともと自分の見せたいものは“絵”なんで、そこに迷いはありません。

僕は思い描いている絵を写真という形にして発表することが、“作品”の製作者としての責任、写真には写らない部分を作りこんで“模型”の完成度を高めるのが、モデラーとしての責任だと考えています。だから、当然見えない部分も手を抜きませんが、この両者の責任のどちらを優先すべきか、またその優先順位を状況によって使い分けるべきか、ということを考えることがあります。


例えば皆さんが作品を一つ製作し、写真応募のコンテストや自分のHPなどに、たった一枚の写真しか使用出来ないとすれば、どうしますか?まずはこの例(作品のレベルが低くて例というには恐縮ですが、そこは見逃して下さいまし。)から。
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一般に一番スタンダードで、最も多く見られる構図です。模型全体を見渡すことが出来るので、この作品はこんなふうに構成されてるんだ、ということが一目で分かり、親切です。ですが、作品が小さく見えますし、人物や背景などの情報が多いものでは、遠目から見たのでは、誰が主人公なのか分かりづらく、ストーリーが伝わりにくい場合もあります。

僕は、こういう写真は、見る側にも作品の色合いや工作、構成などを見極め、製作者の意図する世界観を導き出すという、高い技術が必要だと感じます。

次にこの写真。
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作り手がどういうシーンを頭に描きながら製作したかがよく分かり、とくに模型に関する知識の無い人でも、見た目に楽しめると思います。ただ、コンテストなどの場合は、工作的なことを評価しづらいので、これ一枚だけではどう評価されるのか微妙ですし、自分の製作した“模型”を正しく判断してもらえるかどうかという不安があるので、これだけを発表するとなると結構勇気がいります。

幸いHPも写真審査のコンテストも、写真の枚数制限はありませんので、自由に絵を選ぶことが出来ますが、もしたった一枚という制約があるのなら、僕は迷わず背景つきの絵を選びます。僕が模型を製作するのは、僕の脳内映像を公開する為の手段なんで、自分が思い描いたものと同じシーンを、人に見てもらいたいからです。

ただ、実物を人にみてもらうと、自分では気付かなかった角度からのストーリーを教えてもらえることがあるんで、そこはやっぱり模型でなくてはだめで、なかなかCGに手を伸ばす気持ちには・・・。もちろん工作が楽しいという自分の意思もありますが。

今は例えにディオラマを用いましたが、単体でも同じ考え方ができると思います。自分はまだそういう作品を作ったことがないんで、画像はありませんが、改造によって左右の手足の長さを変えたり、一般にはあまり手を入れないような部分に、執拗なまでに手が加えられているものは、“この絵を見て欲しい!”という強い思いが作品に反映されているんだと思います。こういうコンセプトで作られた作品は、工作力は抜きにしても迫力があります。

まれにすべてのバランス、ディティールに手が加えられた究極ともいえる作品(好みの評価は別として)がありますが、自分はそういうのは見るだけにしています。自分もそこを目指したら、間違いなく潰れちゃうんで(笑)。

えーっと、だいぶ脇道にそれましたが、話を戻しまして、自分の目指すモデリングですね。何だか何を書いてるのか、よく分からんようになってきましたが、僕は過去に製作した模型を、デスクトップの壁紙にしてるんで、その種類が一つでも多くなるように・・・、って締めもだいぶずれてますか?
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ガンダムズ、戦場の絆コンテストに出品中だったザクⅠスナイパーを引き取ってきました。結果は残念賞でした。入賞作品は、「戦場の絆」というコンテスト名を意識したものが選ばれていたようです。

たまには自分の作品を、他人の作品と共にショーケースに並べて、客観的な評価をしてみることが必要だと思いますので、ガン王や百鬼など大きなコンテストを前に、自分の作品を見直す良い機会を得ることができましたが、これからは“コジマ塾”などでもそういう機会がありそうなんで、もうこちらでのコンテストは引退しようかと考えています。

地元のコンテストを盛り上げたいのは山々なんですが、ジオラマは取り扱いがシビアなんで、短期間で輸送を繰り返すことと、管理を他人の手にゆだねるのはちょっと・・・。
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帰って撮影を試みましたが、どうもうまくいきません。白っぽい岩に対してザクⅠは黒っぽいので、岩に合わせるとザクが真っ暗になり、ザクに合わせると岩が白くとんでしまいます。カメラはそこそこのものを・・・、って言うか、かなりいいものを持っているんで、その性能の半分でも引き出せるように、今いろいろ研究してる最中ですが、これがなかなか・・・。
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昨日、ヨメと日本橋の電電タウンに行ってきました。
まずガンダムズに行き、ズッコケた状態で展示されていた、コンテスト出品中の自分の作品を修正させてもらい(この時、たーちゃんと初めて会うというハプニングもありました。)、その後、じっくりコンテストを見てきました。

コンテスト出品作品を“勝ち”、“負け”で評価するなら、僕は出品者全員が“勝ち”であると思っています。コンテストの告知から、限られた時間内でキットを製作、完成させて出品する、ということは、それだけで大変な努力を要します。さらに、仕事や学業、自分や家族の健康など、様々な要因をクリアーしてこその参加な訳ですから、僕は、コンテストの規模の大小にかかわらず、コンテストというものにエントリー出来ただけで幸せだ、と思うようにしています。

ただ、出品する以上は、誰しも自分の作品に対して高評価がつくことを期待しています。ので、“勝ち”“負け”でなく、より人の目を引く作品、ということで、どうしたら高い評価を得られるのか、ということを、自分が参加したコンテストの中から学びます。

非常に高い完成度、まさにプロ並みのそれが要求される模型誌のコンテストは別として、一般に開催されるコンテスト、特に一般の投票で入賞が決まるコンテストでは、出品作品全体を見渡した時の雰囲気で、すでに評価が決まってしまうと思います。

なんでも鑑定団で、中島誠之助氏が、「簡単に作品を評価をするには、まず、それを離れて見ることだ。良い仕事の作品は、たとえ離れて見ても、良い仕事をしている。」とよく言ってはりますが、実物展示のコンテストでも、その判断方法は適用されると思います。作品を手にとって見ることが出来ないコンテストでは、たとえショーケースにへばりついて作品を鑑賞したとしても、遠目で見ているのと同様だと思います。

だから、地味な色合いや、小さな作品、そして残念ながら努力ではどうしようもない、作品の展示場所が悪いものは、初期段階ではじかれてしまう可能性大です。どれだけ緻密な作業をしても、数ある作品の中から、まずは注目してもらわないと、努力が無駄になりかねません(どんな努力にも無駄はありませんが、コンテストで高い評価を得る、といった意味で。)。

ガンダムズでも、この方法(作品を離れて見る)で、自分の作品を評価してみます。色合いは悪くないですが、場所はダメ。僕は、実物展示のコンテストでは、作品を見下ろされる位置に展示されることが多いんで、作品を上から見るのに適している構図やポーズ付けを意識しますが、それが見事に裏目にでています。

次に構成。ディオラマでコンテストに出品するには単体はダメだと感じました。ディオラマは人にストーリーを感じてもらってなんぼですが、単体ではストーリーを表現しにくい。ストーリーがうまく伝わらないのであれば、しっかりと作りこんだ単体モノの方が、模型として数段魅力的です。

何を考えてこういう分析をしているのかというと、今年のガン王は、少しでも魅力的な作品を製作して挑みたいと考えています。スケール、作品の種類を問わないバトルロイヤルですから、今日感じた印象は、必ずそれにフィードバックできると考えます。

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その後、近くのコトブキヤで、“ウド缶”を買ってきました。先日行ったら売り切れてたんですが、再入荷されてました。箱買いしたかったんですが、1ケース(6缶入り)で¥960。1ケースが限界でした・・・。来週、ワンフェスに行くときに、いかれ漫房のメンバーで、飲もうと思います。
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今日、大阪は日本橋のガンダムズで開催される、「戦場の絆コンテスト」に出品してきました。

実は去年、ガンダムズ主催のコンテストに出品して、少し不愉快な思いをしたんで(作品に製作者名もタイトルもつかない、作品の引き取り期間を他のコンテストが入ったことで、急に変更する、しかも店舗告知のみで電話連絡無し等、その他もろもろ)、もうガンダムズのコンテストは見限ろうかと思っていたんですが、うちのHPで、リンクを貼らせてもらっている、たーちゃんも参加されるということなんで、ヤフオク用に製作していたものにコンテストの企画にあったベースをつけて、エントリーしました。

やっぱり、実物展示のコンテストは、もう他ではほとんどない、貴重なものですし、これが、モデラー同士の交流のキッカケになるかもしれませんのんで。

・・・と思って作品をもっていき、カウンターで手続きを済ませたら、そのままカウンター後ろのごちゃごちゃとモノが入った棚に、作品をポンと置かれ、しばらく見ていても移動させる気配なし・・・。
こら、あかんわ・・・。
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今回の作品は、狙撃体勢のザクⅠスナイパーです。もともとベースの対角線上に岩を配置し、その二つの岩にカムフラージュネットを張るはずだったんですが、コンテストに、ベースサイズは縦×横×高さが20cm×20cm×30cmという規定があったんで、片方の岩の配置をやめ、MSに直接カムフラージュネットを掛けました。

小さいベース全体に密度を高めて、ザクⅠスナイパーのコソコソした感じがでるようにしましたので、実物はなかなか面白い作品になりました。・・・が、写真撮影は、撮る角度が制約されまくって、作品の雰囲気が伝わるかどうかが心配です。今日は試しに数枚撮っただけなんで、本格的な撮影&HPへのアップは、コンテスト終了後になります。

しかし、コンテストの賞が、MG賞1名、HG賞1名とは・・・。せめて最優秀賞、優秀賞ぐらいにしてくれてもよかったんじゃあありませんかね・・・。
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 皆さんは、完成した模型をどうしていますか?僕の場合、今は工房(辰己宴会部長宅)に保管してもらってますが、それまでは、8割は「人にあげる」、2割は「(ちゃんと片付けているのに)おかんに勝手に捨てられる」でした。

 最近はパソコンやデジカメが普及して、手軽に自分が製作した作品を撮影し、保存することが出来ますが、以前はそうもいきませんでした。つまり、過去に製作した作品は、現在では見ることができず、「こんな感じのものを作った」というイメージしか残っていません。

 記憶というものはいい加減なもので、「自分は昔、このキャラクターでなかなかいい作品を製作した。」なんて思ってたりするんですが、実際は多分幼稚なことをやっていたんでしょうね。

 僕は5年間程、スイミングスクールでコーチをしていたことがあるんですが、当時、子供達の間でポケモンが大ブームになり、この頃は、僕もガンプラ製作を休止し、かなりポケモンを製作しました。それをフロントのショーケースに飾っていたんですが、こないだそのうちのいくつかの写真が出てきました。作品も写真も予想通りダメダメなんですが、当時の苦労を思い出して懐かしく、楽しい気持ちになりましたので、今回、ブログに掲載します。

b0105855_1031144.jpg まずはピカチュウ。“波乗りピカチュウ”が流行っていた頃に製作したものです。ピカチュウは食玩のプラキットでその他はスクラッチ。水の表現に初めて「プラキャストET」を使用してみたんですが、説明書通りの時間に硬化せず、扱いに苦労しました。キャストの流し込みも一回限りなんで、波打ち際の色も全然ですね(汗)。子供達には、サーフボードに貼った“デビルマン刺青シール(プライズ商品)”のイラストが怖いと不評でした。


b0105855_10315237.jpg カメックスVSフリーザー。子供達に人気のポケモンを用いました。カメックスは甲羅だけ玩具改造で、あとはポリパテ。フリーザーは食玩のプラキット改造で、雪は石膏の上に重曹です。「カメックスの爪が長い。」という子もいましたが、おおむね好評でした。ちなみにカ メックスはゲームの設定では3本指なのに、アニメでは5本指になっており、これ以降は5本指で製作しました。
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b0105855_1125154.jpg 映画「ミュウツーの逆襲」よりミュウツーです。初の映画化+大阪梅田にポケモングッズ専門店“ポケモンセンター”がオープンし、ポケモンブームもピークだった頃なんで、子供達には大好評でした。

 この作品はすべてスクラッチでミュウツーとヘルメットがポリパテ、その他は石膏で製作しました。
b0105855_1135298.jpg 今見ると、瓦礫のボリュームが足りなかったり、色が単調だったりしますが、子供達の評価が全てだとすると、良い作品だったということになりますかね(笑)。

b0105855_1154373.jpg リザードンVSカブトプス。リザードンは映画「ミュウツーの逆襲」に出てきたコピーバージョンで、木工用エポキシパテでスクラッチし、カブトプスは食玩のプラキットを改造したものです。木パテは硬化時間が早い上に硬化後めちゃくちゃ硬くなり、扱いにえらく苦労しました。
b0105855_1161681.jpg リザードンとカブトプスはベースの対角線上に配置する予定だったんですが、先にリザードンをベースに固定したところ、お互いの視線の位置が合わなくなってしまい、やむを得ず、配置を変更しました。
コピーリザードンのキャラクター上、カブトプスの腕をもぎ取るという、子供用にしてはやや過激な演出をしたんですが、これまた好評でした。


b0105855_1172695.jpg 映画「ルギア爆誕」よりルギアです。ルギア本体はファンドで製作。その他は石膏です。ポケモン本体は素材等、色んな試みをしてるんですが、ベースは石膏一辺倒なんで、もう少し色んな素材を試しゃよかったなと思います。

 ルギアが乗っている渦巻きの部分は水泡の部分に透明ビーズを接着し、全体に水性ニスを塗ってツヤをだしているんですが、分かりにくいと不評でした。
b0105855_11161117.jpg 本編を見ていない父母からは「おわんに乗ってんの?」とか、「いや、ソフトクリームのコーンやろう。」とまで言われる始末(ううっ、ちょっと出来が悪いと作品で遊ばれてしまうのが、大阪という街の厳しいところだ・・・。)。


b0105855_11303643.jpg 映画「セレヴィ時を越えた遭遇」よりセレヴィです。コーチを辞めた後、ある子供にプレゼントするために作ったものです。

 ファンドによるスクラッチですが、いろいろ試した結果、生物をスクラッチするのはファンドが一番やり良いです。
 その他、ミニ四駆で色んな塗装を試したり、セーラームーンのガレキを作ったり、この間、今まであまり踏み込まなかったジャンルの基本技術を、少しだけ経験することができました。最初は下手でも“一度経験したことがある”というのは大きな強みであると思うので、今後はこれらの経験をいかして、大人の観賞に耐えうる、リアルな作品を製作出来たらと思います。
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b0105855_1485195.jpgところで私、作品としてZZが大好きでして、一般にはハマーン=キュベレイ=Zというイメージが定着してしまいましたが、キュベレイは、自分の中では完全にZZの作品中の機体です。

まあ、物語の内容、登場数からして、当たり前だろといわれればそうなんですが、ZZという作品の評価が低い為に、世間ではキュベレイ=Zなんです。そしてZに出てくるキュベレイはその華麗さで、キュベレイ=パール又はグロス仕上げというパターンが出来上がってしまいました。

このことに異論はありません。実際自分も白で塗られたキュベレイを見て、「普通のホワイトか。」なんて思ったりしますし。しかしながら、なぜあのジュドーとハマーンの熱い戦いを再現した作品をみんなは作らんのだろう、といつも思います。
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僕は、“劇中のシーンに惚れて模型を製作する派”に属しているんで、“キットの造型に惚れた”とか“ギミックに痺れた”という動機で模型を製作することは、あんまりありません。興味がないということではなく、限られた時間と予算しかなければ、どうしても好きな方向に流れてしまうというところでしょうか。

その限られた時間と予算の中で、どうしても作ってみたいシーンが、この壊れたコロニーの壁面から現れるズタボロのキュベレイです。痺れますよ、このシーン。このキュベレイこそハマーン・カーンそのものだという感じがして。Zのハマーンは、まだマハラジャ・カーンの後を継いで・・・、というニオイが残っていますが、完全に自分の意思で戦いに挑んでいるジュドーとの最終決戦は、それがハマーンという女性の生き様というにはあまりに痛々しく、けれども格好よく、もう感情移入しまくりで。

製作リストのかなり上位にあるシーンなんで、わりと早く製作する機会がくると思いますが、ただのダメージを負ったメカでなく、美しい機体が劣勢の中、意地とプライドだけで立ち上がってくる、そんな表現が出来るかなあ、なんて考えてるのが一番楽しい時でして・・・。
                                         いかれ漫房
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