カテゴリ:バトリング大会2007( 15 )

b0105855_20123293.jpg かなり長いこと製作から離れてました。部屋が寒いのがあかんのかな~、とか思ってたんですが、よう考えたらバトリング大会に参加した作品の仕上げが残ってて、部屋が片付いてないのが、モチベーションがあがらない一番の原因だったんで、正月にちびちびと手を入れて、ようやく完成させました。

 ・・・とは言っても、未接着だった天井のシートを接着して、瓦礫の量をを少し増やして、ATをベースに固定しただけなんですが。

 これでようやく一つの作品に区切りがついて、心置きなく次に入れます。

 本当は、以前撮影した写真には写っていないものが結構ありますので、ATを固定する前にベースの写真を撮ろうと思ってたんですが、撮影→投稿が終了した時点で、自分の中では全て終わってるんで、何だかもう、面倒くさくなってしまって・・・。

 部屋のメタルラックにスペースを作って作品を置き、部屋全体を掃除し終えました。これでようやく、去年から続いていた作業が終了しました。





 それとだいたい時を同じくして、タカラトミーのボトムズオフィシャルサイトで、バトリング大会の審査会の様子がアップされてました。

 その画像の一部に自分の投稿した作品がぁっ!!
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 別に〝これは応募作品の一部です。〟と紹介されたとわけでもない、送った本人にしか分からないような写真ですが、これがなんとも言えず嬉しいのです。

 僕にとって“バトリング大会”とは、ボトムズという作品を産んで下さった方々や長きに渡ってその作品の商品を世に送り出して下さっている方々に、「本当に有難うございます。自分はあなた方が産んで下さった作品や商品を使って、こんなに楽しく遊ばせていただいてます。」という感謝の気持ちを送るために参加をするもので、他の模型コンテストとは全く意味合いの違うものです。

 ですから、こんなにちっこい写真でも、「確かに自分の製作したものが、スタッフ皆さんの目にふれている!」という実感が湧いてきて、本当に嬉しいものなのです。


 さらに嬉しいことがもう一つ。僕の作品写真の手前にある写真は、赤鼻さんの投稿されたものではないかと・・・。赤鼻さんとは、前回のバトリング大会がご縁で仲良くさせていただいていて、今回の大会でも、製作段階からお互いに励ましあいながらやってきました。

 違う地域から投稿しあった作品が審査会場で並んでいるなんて、何か運命めいたものが・・・などと、一つ間違えればあやしい妄想を繰り広げたり・・・ww



 コンテストというからには、そりゃあ結果が出たほうが嬉しいに決まっていますが、ボトムズを愛する凄腕の参加者達のなかで、それを求めるにはあまりにも無謀な話、・・・と言うわけで、今、自分が一番気持ちよくなっているところで、結果を待つまでもなく、バトリング大会2007は終了です。
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 俺がこの作戦に参加してからすでに3ヶ月がすぎた。

 やむことの無い銃撃の雨、繰り返される突撃命令。戦いは熾烈を極め、この果てしない地獄の中で、敵、味方に関係なく、無数の兵士がまるで虫けらのように死んでいった。

 主だった軍事拠点や有益な資源もないこの惑星に、次々に投入される部隊、激しすぎる抵抗。ただのゲリラ掃討戦にしては不釣合いな状況だと、誰もがそう感じていた。

 ある日、俺達の部隊が辿るルート上の地面が抜け、敵の激しい攻撃に遭った。戦いは地下へと移り、そこでもまた、新たに屍の山が築かれた。

 無数の敵が迎える地下への入口。だが、ここを突破すれば、この作戦の真実にたどり着ける気がする。

 確かな情報は無いが、俺の勘がそう言っている。

 何よりも、俺たちに他の選択肢などなかった。
   



                               「虎穴」

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 先日、バトリング大会2007に、滑り込みでエントリーしました。たまたま締切日の12日が休みだったので、「一晩中作業して朝から撮影すれば、昼には投稿できる。」と考えていましたが、結局郵便局に行ったのは午後4時30分を過ぎた頃。コンテストものはいつも締切りギリギリですが、今回は途中で何度も「ホンマに間に合わんかも。」と思いました

 間に合ったとは言っても、エントリーすることができただけで、完成度は、それはもう、しっちゃかめっちゃかで・・・(苦笑)。

 残り2週間に差し掛かったところで、もう何が何だか分からなくなり、一旦気持ちをリセットしようと作った作業工程表がこちら。
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 ディオラマ、特にボックスは作業の段取りを誤ると、何でもない作業が、とんでもなくややこしいものになってしまいますので、目で見て分かりやすい資料を作っておくと、気分的に楽になれます。この表の番号の順は特に関係なく、必要な箇所から作業を進めていきました。この番号のうち2つは時間的にどうしても間に合わず諦めましたが、まあ一応作業量だけはこなしました。

 細かい部分のアップ画像や説明はHPでしますので、ここでは全体の雰囲気だけお見せしておきます。

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 今回もボックスです。建築物内のシチュエーションとはいえ、特にボックスにする必要はないのですが、やっぱり移動や保管を考えると、ボックスの方が都合がいいので。

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 作業効率と撮影時のことを考えて、正面のガラスと向かって左の側面を開放できるようにしています。天井は透明アクリル板と、木目シートを貼ったポリプロピレンのクラフトシートの2重構造にしました。理由は・・・。

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 今回は、電飾などのギミックが何もありません。ですから、コンテスト作品としては特に必要のない(メインカットには写らないという意味で)、天井スラブ内の電線、ダクトを再現しておき、ただの箱と思わせておいて、天井をあけると・・・、というオマケ的な演出を狙ってのことです。

 細かい部分はHPで、と言いましたが1枚だけ。
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 着色後の雰囲気がどうなるか不安でしたが、まあ、ちゃんと車両がクラッシュした感じになっているかと・・・。瓦礫や破片が少ないですが、ばら撒いた瓦礫を固定する時間がなかったというだけのことでして、これからいろいろと足していきます(汗)。現在、画像に写っている瓦礫はしっかりとベースに固定されています。


 ところで、今回、なぜ“地下鉄”というシチュエーションを選択したかといいますと、もう10年以上前の話になりますが、卒業旅行で行ったロサンゼルスのユニバーサルスタジオで見た、“大地震”というアトラクションに影響を受けてのことです。

 本家のユニバーサルスタジオはトラムに乗って、移動しながら大方のアトラクションが見学できるのですが、そのトラムが地下鉄の駅構内を模したセットに入ると大地震がおき、揺れに揺れ、壊れに壊れた後、最後に天井が抜けて地上からタンクローリーが滑り落ちてきて爆発、炎上する様が、当時からどうしてもボトムズの世界観とリンクしてしまい、いつかボトムズの作品としてディオラマにしてやろうと思っていましたもので。

 ですから、今回は、初めにシチュエーションありきで、ストーリーは無理やり後付けにしたものですから、ストーリーとタイトルの写真に、イマイチ繋がりが持てない方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

 もともと、ボトムズでは、地下や建築物内での戦闘は多く見られるのですが、今回の作品のシチュエーション、つまり、敵が待ち構える地下へ突入するというものは、まんま、「ラストレッドショルダー」のシチュエーションに当てはまると思います。ですから、ベースを地下鉄ではなく、そういった雰囲気の基地めいたものにすれば、見る人に違和感を与えることは少なかったとは思いますが、そうすると、ただ沢山ATを使用しただけの、何だかイベント展示用の作品みたいになってしまうような気がしたので、多少アストラギウスのニオイが薄くなっても、“地下鉄”で押し通すんだ!と思い、あえてこういう形で挑戦してみました。

 今回の作品も失敗続きで、大変厳しい作業になりましたが、最終的には何とか自分の思い描いていたシーンに近いものが出来ました。「もっと、やれるはず。」と思いつつ、なかなか上手くいかないのは、現状では、そこまでの力量しかないということ。ですがこの、「もっとやれるはず、もっとできるはず。」という勘違いや思い込みを大切にして、次の作品を作っていきたいと思います。
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ベース製作の手が全く進まないので、先にATを仕上げてしまうことにしました。ATさえ完成させておけば、自分で納得いくいかないに関わらず、とりあえずは形になりますので、精神的に余裕が生まれますし。
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まだ、全ての機体に、表面の細かいキズはつけていないんですが、弾痕の工作などは終了しています。

コイツは唯一腕がもげる程のダメージをつけた1体です。まだ落っこちた腕の方の工作が残っていますが、これが終わればほぼ、塗装に入ることができます。6体の機体の腕なり足なりにこのくらいのダメージ工作ができれば、絵的にもさらに盛り上がるんですが、時間の都合上他は内部パーツが見えるようなダメージはなしで。

写真のATは最前列の真ん中に位置する機体ですので、コイツをそこそこいじっておけば、全体の印象も変わるはず、と自分に言い聞かせて・・・(アイドルのユニットでも、中心にカワイイ、もしくはカッコイイ人を置いておけば、そのグループ全体がよく見えてくるもんでしょ?:う~ん、苦しいですか・・・。)。

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あれっ!?写真でみるともう一つだな。色がつけばもっといい感じになってくれるでしょう(直す気なし。)。

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今回、8体に共通して行っている基本工作は、リベットの打直しとスモークディスチャージャーのパーツ差替え、アームパンチの薬莢を排莢(もしくは充填)する穴の再現、アンテナ基部にスプリングパイプを取り付けたぐらいです。

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今から点字ブロックの原型にシリコンを流して、今日の作業を終了します。
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時間だけが過ぎ、作業はなかなか進みません・・・(汗)。

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有効に使えるかどうかも分からないまま、ハンガーラックを製作しました。これがまた、結構な時間がかかっている割には、ハンダ付けをした部分など作品としての観賞に耐えうる出来かどうか、?だったんですが、サフを吹いてみたところ使えそうです。ちなみに“ハンガーラック”とは、

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こういう風に、建築物内内で、階と階の間のスラブ内などで、電線を引き回す際に、それをのっけるレールとでも言いましょうか。建物の天井が抜ける絵を作りたければ、私的には電線と合わせて必須アイテムです。

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次に空調のダクト。駅構内にはパッケージ型のエアコン(ものすごく簡単に言うと室外機の要らないエアコン)が設置してあるところがほとんどなんですが、地下鉄のように天井が低い場所では、天井に他のタイプのエアコンの吹き出しが付いてますので、そちらも作っておきたいところです。

あと、水道などの配管も、と思ってたんですが、

b0105855_22352423.jpg前回にも載せた天六の天井を見てみると、ありませんでした。そりゃそうか、地下鉄の駅構内にはトイレも水道もありませんものね。

電線は電線管に入れて引き回しているようですが(そもそもラックもないな)、今回製作する作品では電線むき出しでラックに這わせます。その方が電線が上からバラっと落ちてきた感じで面白い絵になりそうだからです。

左の画像で、蛍光灯と同じ高さにある格子状に組まれた鉄材(ステンですが)は、ハンガーレールといって、化粧用石膏ボード(天井の配管などを隠したりする)を取り付けたりする目的で設置されているものですが、コイツも作らないといけません(間に合うんか、オイ・・・汗)。

ちなみに紙粘土計画はボツです・・・(トホホ)。
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バトリング大会の締切まで、とうとう1ヶ月を切りました。気持ちは焦りますが、今少し手が止まっています。問題はベースに使用する素材。いかにリアルに、そしていかに軽く、強く・・・。

今回のジオラマのシチュエーションは“地下鉄”で行きます。

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まあ漫画でいうネーム状態なんで、完成後は全く印象の違うものになると思いますけど。これでAT6体。あと2体追加しますが、座りよく10体でもよかったかな。まあ時間的に(精神的にも)全く余裕はありませんので、現行の数で上手くやります。

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今回のボックスは、前面と側面(左側のみ)がオープンします。作品としては正面から見た構図に集中すればいいんですが、撮影時にはボックスが展開する箇所が多くあった方が、別方向からの撮影はもちろん、採光に関しても有利なことが多いので、強度に気をつけながら展開ギミックをつけておきます。

それぞれの板に、何とかって言う強力な磁石を埋め込んでいるので、意図的に展開しようと思わない限り、箱がバラけることはありません。さらに天板もつなぎに利用するので強度は十分ですが・・・。

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接続穴を開けている時に割れました・・・。時間的ロスも痛いですが、何よりも経済的にキツイっす。天板にはアクリル板を使用します。ボックス上面からの採光の為でもありますが、地下鉄構内天井のスラブ内の配線や配管、ダクトを上から見られるようにしようかと考えています。コンテストのみを考えればいらない作業ですが、シャドーボックスとしての完成度を考えた時、こういうサービスショット的なレイアウトがあった方が、断然楽しい作品になると思いまして。まあ最終的にやるかやらんかは分かりませんけど。

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今回参考にする駅は、堺筋線の日本橋です。再現ではなくて参考です。この駅じゃあ天井が低すぎますので。

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壁面のタイルはプラ板でいきます。縦3mm、横2mmで、まあOKでしょう。悩みは天井のボードにどんな素材をしようするか・・・。

b0105855_027134.jpgこれは工事中の天六(天神橋筋六丁目)の天井を携帯で撮影したものですが、穴のあいた白いものが石膏ボードです。現物もかなり薄くてもろいものなんですが、スケールを縮尺すると・・・。

ほんとに1/48にしてしまうと、ぺらぺらの紙みたいになって、崩れた表現としては全く面白くありませんので、それなりに厚みをもたせるつもりですが、石膏では強度不足、プラ板やスチレンボードでは質感が違いすぎますし・・・。しばらく悩みましたが、薄く延ばした紙粘土でやってみることにします。割れに対しても少しは粘りがあるし、割った断面も、まあそれなりの質感はだしてくれるんじゃないかと思います。

こう書いてるうちに、天井ボードはプラ板でもいいような気がしてきました・・・(やっぱスケールを無視した厚みでいくと世界観を壊すんじゃないかしら。)。ま、すでに紙粘土は乾燥待ちに入ってますので、実際に設置してバランスを見て考えます。
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先日のコジマ塾でヨメさんが切り離してくれた指に、真鍮線を通し、表情をつけてスキマをアルパテで埋め、形状を整えてからモールドを復活させました。
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ロボットは顔が無表情なので(ロボコンやボスボロット等は別にして。)、指先の表情が命です。AGの平手は非常に出来がいいんですが、同時に2体以上並べるとなるとそれぞれの動きにあわせて表情付けしてやらないと・・・。面倒ですが、効果はバツグンですので、このままきっちりと仕上げていきます。
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長かった表面処理もあと少し。

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とりあえずはこれらのパーツを残すのみとなりました。

そして今までに処理し終わったパーツがこちら。

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ううっ、苦しい道のりだった。プラならたいしたことないんだろうけど、ABSは伸びるばっかりでヤスリで削れてくれなくて困る・・・。

全てターボカスタムなんで、左肩のスモークディスチャージャーなど、まだ少し差し替えるパーツはありますが、継目消しや肉抜き穴埋め、リベットの打直し、ラインの彫り直しといった、地味でおもろない作業からはようやく開放されます。

これから個別に組んでダメージ表現を施し、手首に表情をつけた後に塗装。平行してビッグキャリーも同様の作業を。そしてベースの製作、最後にフィギュアの工作、塗装。

残り時間が少ないのは厳しいですが、逆に言えば期間が短いということは、集中力を持続できるということ。締切まで息継ぎなしで頑張るぞ!!
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今日は休みだったので、昨日の晩、ビッグキャリーのフロントをぶち壊しました。僕はこういう先の読めない作業は、自分の思い通りに行かないことが多いので、休みの前日に行うことにしています。休みの前日の作業で失敗したら、休みを使ってすぐに補修できますが、休みに作業して失敗し、その部品を家に残したまま仕事に行くのは、ストレスになりますので。

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これは破壊前。パーツ同士を接着しているところは、真鍮線で縛ります。こうしないと、単に接着面からバラけるだけになってしまいますんで。あとは自分の描いたストーリー通りの壊れ方に近い形にように、(自分の想像の中で)車が突っ込んだ方向から思い切って衝撃を加えてやります。

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衝撃を加えた直後の画像。ちなみにこれはコンクリにぶつけています。大きく凹んだ箇所はだいたいイメージ通りになりました。まずは一安心。これから細かい部分をつめていきます。

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修正後。サイドミラーとサイドのガラス、投光器のスリット以外はほぼOKです。画像では分かりませんが、車内のシートやフロントパネルも、前面のダメージにあわせて工作しています。殆ど見えない部分、しかも偶然に出来た形状に合わせての工作ですので面倒といえばそうなんですが、この辺の作業を怠ると、パーツ取りされた後のスクラップ車に見えてしまうと思うんで、ざっと手を加えておきます。以前、行き当たりばったりの作業がジオラマのが面白いところなんだといいましたが、本当に行き当たりばったりでは、やっぱりちぐはぐな完成品になってしまいますんで、フォローする部分は、がっつりとフォローしておきます。

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荷台部分と合わせた全体像。まだ荷台部分には手を加えていませんので、フロント部分のみがやけに壊れているように見えますが、実際の車両も弱い部分は乗車側だけで、荷台部分はかなり強度があると思いますんで、前面にあわせて壊し過ぎないように気をつけないと・・・。
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ビッグキャリーは一旦置いといて、またAT本体の作業に戻ります。

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今回もリベット部分は金属パーツに変えました。足の甲のアーマーのサイド部分のリベットさえしっかりしてたらこんな邪魔くさい作業はしなくてもいいんだけれども・・・。でも肩アーマーのモールドも楕円になってる部分が多いし、外しにくい作業なんですよね~。

アップの画像が無いんで分かりにくいですが、今回はリベットの先の円部分までアーマーにがっちりと打ち込んでいます。リベットと言えば、それ用の穴にはめ込むものではなくて、2枚の金属のつなぎの為に、ツラ一に空いた穴にピン部分のみを打ち込むイメージがあるんですが、模型のように、スケールを縮尺したものでは、リベット全体が埋まっている方が、見た目に収まりがいいので、そうしてみました。

こういうちびちびとした作業は嫌いじゃないんですが、今回はすべて×8体分の作業なんで、さすがに嫌んなってきます。あと、武器とバックパック、手首の工作&ヤスリがけが残ってるんですが、飽きがきてしまわないように、平行してボックスの寸法と内部の構成のアイデアを練ります。

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構成のアイデアを練る、と言っても、製作に入る前からある程度のイメージは出来ているので、それが実現可能かどうか、実際に再現してみる、といったところです。

う~ん、ビッグキャリーを置いてみた感じでは悪くないようだけど、やっぱりATを置いてみないことにはよく分かりません。中身の一部でも前面のガラスにぴったり張り付いてしまうようでは、構成ミスの感がありありなんで、奥行きを確認する意味でも配置するキャラクター、特に主役機の仮配置は必須ですね。
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一区切りするまで、ビッグキャリーをさわります。

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ATが乗る荷台部分をアルミ板に変えました。表面のディティールをどうするか迷いましたが(キットは全体に滑り止めのディティールが施してあります)、このままツルッとした表面でいくことにします。

AFVモデル用の金属パーツでちょうどいいものが手元にあるんですが、パワーショベルなどの重機を載せているトラックの荷台の表面はツルッとしていますし、その表面をボコボコにして、いかにも重量物が載った風な仕上げにすれば、下手にごちゃごちゃとディティールを増やすよりは、すっきりしてダメージ表現が映えますし、ディオラマの主役であるATにも視線が集まりやすくなるのでは、とも思います。

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フロントをつぶしてからでは工作がしにくくなると思いますんで、ガラス面の処理だけしておきます。皆さんご存知のように車の窓ガラスは、このように先の尖った破片にはなりませんが、ここはあえてガラスらしさを演出しようと思います(まあ、破片はそれなりに考えたものを撒くつもりですが。)。

僕はこのように、ウソと分かっている表現方法をあえて使用する時によく、マンガ「釣りキチ三平」などの作者の矢口高雄さんが、「自分は作品中で演出のために実際にはあるわけが無い絵を描くことがあるが、それを“ウソ”ではなく、“腕力”と呼んでいる。」とおっしゃっていたことを思い出します。

それは、“三平がどんなに茂みの中でも必ず竿を振りかざしたり、どんな種類の魚でもヒットすれば必ずライジングしたり、実際にはある訳ないのだけれども、そうすることによって、見る人に緊張感や臨場感を与えるのだ。”というものです。

まあ、僕の場合は、“腕力”ではなく、ただの“ウソ”になってしまうのかもしれませんが、キャラクターもののディオラマ自体、“いかに壮大なウソがつけるか。”ということがテーマですので、セオリー無視の、単に絵づらがカッコいいだけという作品もOK・・・というよりは、むしろこういった作品をどんどん作りたいと思っています。もちろん、それなりにポイントを抑えておかないと、ただの独りよがりで終わってしまうので、サジ加減が難しいところですが・・・。

話がそれましたが、荷台に使用したアルミ板ですが、0.3ミリの厚さがありますと、案外細かい凹み傷がつけにくいもので、結局ここも0.1ミリの銅板に変えました。

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面積の広い部分の素材の差し替えは、だいたい終わりましたんで、大まかな工作はこのぐらいにしておきます。少し手を加えると、どんどん工作を進めたくなるんですが、作品全体として見た時に、ポイントによって工作にばらつきがあれば、どうしても工作の足りない方ばかりが目立ってしまうんで、次の工作に移ります。
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